院内処方とは、診察を受けた医療機関で、直接薬を受け取ることを指し、院外処方とは、医療機関で処方箋を受け取り、調剤薬局で薬を受け取ることを指します。当院では、患者さんの負担が少しでも少なくすることを目的として、院内処方にこだわっています。
院内処方のメリット
- 1)
- 自己負担金額が少ない。(下記の表をご覧下さい)
- 2)
- 薬局に行く移動の手間や時間が節約でき、会計が一度で済む。
- 3)
- 処方薬の問い合わせや、処方薬の日数調節が窓口で簡単に済む。
例)風邪で飲み薬5日分(2種類)、解熱剤を処方した場合
院内処方 | |
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処方料 | 420円 |
調剤技術基本料 | 80円 |
調剤料(内服・頓服) | 90円 |
薬剤情報提供料 | 100円 |
手帳記載加算 | 30円 |
合計 | 720円 |
負担額 | 3割負担 220円+薬代 |
1割負担 70円+薬代 |
院外処方 | |
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処方せん料 | 680円 |
調剤料(内服) | 500円 |
調剤料(頓服) | 210円 |
調剤基本料 | 410円 |
薬剤服用歴管理指導料 | 410円 |
合計 | 2,210円 |
負担額 | 3割負担 660円+薬代 |
1割負担 220円+薬代 |
院外処方のメリット
複数の医療機関から処方がある場合は、飲み合わせなど安全性の面で優れている。
*当院では、基本的には院内処方としておりますが、患者さん毎にメリット、デメリットを考え、院内処方では代替薬がない場合、他の医療機関で既に多くの処方薬があり飲み合わせに注意が必要な場合、複数の専門職で服用管理指導が必要な場合は院外処方を勧めています。